三田屋記念日ストーリー

このお仕事をさせて頂いていると、お客さまにとっての一世一代の瞬間をお手伝いさせて頂くことがあります。
そして、その日の瞬間は「プロポーズ」
お客さま:「もしもし、実は僕、そちらのお店で彼女にプロポーズをする予定なんです。
すみませんが、上手くいく様にお手伝い頂けないでしょううか?」
スタッフ:「かしこまりました。素晴らしい1 日になるよう私どもも頑張ります」

当初、そのお客さまからのリクエストは、プロポーズのお返事が「OK」の際、ピアノ演奏(お二人の思い出の曲)とケーキをタイミング良く届けて欲しいというものでした。
しかし、そのお話を聞いた私たちはお客さまにとっての特別な記念日にして頂くために「プロポーズ大作戦」と銘打ち、お客さまからのリクエスト以上のサプライズを企画し、お届けする事にしました。

そして、いよいよその瞬間が。。。

私たちスタッフのみならず、実はお店全体が幸せを歓迎する緊張感でいっぱいでした。
しかし・・・・、お客さまからの「成功の合図」がなかなか頂けません。

店長:「おい、まだか?」
料理長:「なんか笑顔がどんどん消えていくというか。男性の汗が大変だぞ」
スタッフ:「おしぼり変えてきましょうか?」
店長:「まて、一世一代の瞬間なんだ。もう少し待ってみよう」

しかし、私たちの期待をよそに、結局、プロポーズ成功のサインは出ず、残念ながら失敗に終わってしまいました。 そして、お勘定を済まされ、彼女と店を出られたかと思うと、お客さまだけが私たちの元に一瞬だけ戻られ、なんて声を掛けていいのか分からない私たちスタッフにお客さまは、こうおっしゃいました。
お客さま:「プロポーズ、成功出来なくて、すみませんでした(苦笑) ショックではありますが、みなさんからのさりげない心配りには感謝の気持ちでいっぱいです。 それにしても、僕からのリクエスト以上の仕掛けを考えてくれていたでしょ? わかりましたよ。それも、嬉しかったです(笑) では、また」
と言い残して、お帰りになられました。
このお仕事をさせて頂いていると、お客さまにとっての残念な瞬間に立ち会う事もありますが、悲しいはずなのに笑顔をお客さまから頂いた、あの日は、私たちに

「お客さまにとっての大切な瞬間は私たちスタッフにとっても大切な瞬間であるという事を
再確認させて頂いた記念日」となりました。

三田屋、記念日ストーリー

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