三田屋記念日ストーリー

私が料理長になりたてだった数年前のある日、たまたまホールスタッフの手が足りないという事でヘルプに入っておりました。 そして、ある三世代のお客さま(おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お子さんお二人)から声を掛けて頂き、とても満足なされたお顔で
お客さま:「よかった~。ありがとう。お忙しいとは思いますが家族の写真を撮って頂けますか?」
とお手持ちの携帯電話を差し出されました。
料理長:「もちろんです!」
普段、お客さまと接する機会がなかった私にとって有難いお客さまからの直接のお声掛けでしたので、喜んで、そのご依頼にお応えいたしました。

その後、私は料理長として、自分のできる精一杯で料理に向き合う日々を重ねており、そして、その間も、家族写真を撮らせて頂いたご家族は毎年同じ日に、ご家族三世代でご来店頂いておりました。
そして、久しぶりに私を見つけられたご家族は、
お客さま:「料理長さん、今夜も美味しかったわ。ありがとう。 そうそう、これ見てください。」
と当時と同じ携帯電話を差し出されました。

お客さま:「あの日から毎年、こうして家族写真をここで撮影するのが我が家の年間行事の一つになりました。この写真は我が家の絆です(笑)」
と言って、数年前に私が撮らせて頂いた写真から始まる何枚かのお写真を見せて頂きました。 同じテーブルに、同じご家族が、同じ笑顔で、そして皆さんお元気で写っておられ、「我が家の絆」とおっしゃる大切なお写真の撮影場所に私たち三田屋を選んで頂き続けている事に感動した私は、
料理長:「では、今年のお写真、改めて、私がお撮りいたしましょう」
とご提案したところ、そのご家族は、
お客さま:「もし、よかったら、料理長さんもご一緒にどうですか?」
とおっしゃっていただきました。
そして、後日プリントされたお写真を頂戴した私にとって、あの日は、

「あるご家族の絆と料理長の日々の努力が写った写真記念日」となりました。

三田屋、記念日ストーリー

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