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悲しみは続かない

スタッフブログ

2023年11月3日

三田屋の小早川です。

急に寒くなりましたが、今日と明日はまた少し温かくなり、また寒くなるみたいで身体には気を付けないとですね。

さて、今週の新しい生け花です、ウンリュウ柳、ヒペリカム、マム、リンドウ、メラレウカでございます。

ヒペリカムという赤い実ですが、春から初秋にかけ黄色い花が咲きますが、花が終わった後につく小さな実に魅力があり、生け花やフラワーアレンジメントなどに広く利用されています。
 ほとんどは赤い実をつけるものが多いですが、近年ではクリーム色やピンク、黄色やオレンジ色、緑色、チョコレート色など、様々な品種が出てきています。
 古代ギリシアでは、祭典のときに赤い実をつけたヒペリカムを像の上に飾り、魔除けとして利用していたそうですが、こんなにかわいらしい実が魔除けだなんて、ちょっと不思議な感じがしますね。

 ヒペリカムの花言葉は「きらめき」「悲しみは続かない」、黄色い花が太陽のような明るさを感じさせるところや、つややかに輝く実のことを指して「きらめき」という花言葉が、また、花が散ってもすぐに鮮やかな色の実がつくことから「悲しみは続かない」という花言葉になったようです。